審査体制

「JIA-QAセンターの審査のスタンス」

1.公正且つ厳格である。

第三者認証制度における審査は、公正且つ厳格であることが大原則であり、これらが適切に維持されなければ審査の信頼性は確保できません。我々は、ガス機器等検査の専門機関としての経験を通して培った「安全と信頼」の文化を持ち、この文化に支えられた公正且つ厳格な審査を行います。

2.組織のマネジメントシステムの自律性を評価する。

規格要求事項からマネジメントシステムの構築を目指しても、その組織にとって必要且つ十分なマネジメントシステムの構築は望めません。マネジメントシステムとは、組織が創業当初から連綿と受け継ぎ作り上げてきたもので、その組織の文化と伝統を反映した固有のものです。我々は審査を通して、組織が自ら作り上げてきた固有のマネジメントシステムを評価し、これが規格要求事項を満足する、信頼のおけるものであるか否かを判断します。

3.プロセス(現場)に着目する。

文書で規定されたマネジメントシステムだけを審査しても正しい評価はできません。でき上がった成果物の性能を評価せずに、その設計図のみを評価するようなものです。我々は、マネジメントシステムによって実際に運用されているプロセス(現場)を見て評価します。これによって規定されたマネジメントシステムが、その組織及び組織のお客様にとって役立つものであるか否かが分かります。

「JIA-QAセンターの特徴」

JIA-QAセンターは、ISOマネジメントシステムの第三者認証機関として1993年に設立されました。その母体はガス機器等検査の専門機関である一般財団法人 日本ガス機器検査協会です。我々は、このガス機器等検査に関わる経験を通して培った「安全と信頼」の文化に裏打ちされた、公正且つ厳格な認証サービスの提供を行っています。
ISO 9001及びISO 14001認証においては、日本のJAB及びオランダのRvAから認定(RvA登録番号:C141)を受け、ISOの草創期からガス関連分野を始め、機械、自動車、電気電子、金属、化学、食品、サービス業等の幅広い分野で認証サービスを提供してきた実績を持ち、信頼のおける堅実な認証機関として評価をいただいています。
自動車関連マネジメントシステム規格であるISO/TS 16949の認証では、その前身であるQS-9000認証から引き継いだ経験と豊富な人材を活かし、国際自動車タスクフォース「IATF」から認定を受けた数少ない日本の認証機関のひとつとして、認証サービスの提供を行っています。

また、食品安全マネジメントシステム規格であるISO 22000の認証においても、いち早くJABから認定を受け、食品関連業界に精通した専門家集団による認証サービスの提供を行っています。

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