ISO9001
- 概要
- 対象組織
- メリット
- お見積り・申請書
概要
品質管理・品質保証の重要性が欧米で認識されるようになり、1970年代に各国で国家規格が制定されました。
その後、経済のグローバル化が顕著になり、70年代後半には国家規格の必要性が課題となって、1987年に品質管理および品質保証に関する国家規格ISO9000シリーズが発行されました。
このISO 9001は、品質マネジメントシステムの要求事項を定めており、顧客重視、プロセスアプローチ、文書化などにより業務の改善に寄与します。現在では業種、規模、官・民を問わず、あらゆる組織に認められています。
規格の構成図


審査の流れ
- 1. 事前相談
- 制度のしくみ・申請の方法などについてご説明します。
- 2. 申請受付
- 申請書等必要書類をJIA-QAセンターで受理した後、品質マネジメントシステム 文章をJIA-QAセンター宛に送付していただきます。
- 3. 文書審査
- 品質マニュアル等がISO 9001規格に適合しているかどうかの書類審査を実施します。
- 4. 第1段階審査
- 文書・プログラムを中心に審査を行います。
※なお、この段階までに内部監査及びマネジメントレビューを実施し結果のまとめをお願いします。
- 5. 第2段階審査
- ISO 9001規格に基づき審査チームが実地に審査を行います。
- 6. 審査報告書
- 登録審査の結果および不適合事項の是正処置等について報告書を作成いたします。必要に応じてフォローアップ審査を行います。
- 7. 判定・登録
- 審査報告に基づき、判定委員会にて規格に適合したことが判定されますと登録証が授与されます。
対象組織
業種・業態を問わずあらゆる組織で利用できます。
分類番号・適用範囲 | ISO9001 | ||
---|---|---|---|
No. | 項目 | JAB | RvA*3 |
1 | 農業、林業、漁業 | 〇 | |
2 | 鉱業、採石業 | 〇 | |
3 | 食料品、飲料、タバコ | 〇*1 | |
4 | 織物、繊維製品 | 〇 | |
5 | 皮革、皮革製品 | ||
6 | 木材、木製品 | 〇 | |
7 | パルプ、紙、紙製品 | 〇 | |
8 | 出版業 | ||
9 | 印刷業 | 〇 | |
10 | コークス及び精製石油製品の製造 | ||
11 | 核燃料 | ||
12 | 化学薬品、化学製品及び繊維 | 〇 | |
13 | 医薬品 | ||
14 | ゴム製品、プラスチック製品 | 〇 | |
15 | 非金属鉱物製品 | 〇 | |
16 | コンクリート、セメント、石灰、石こう他 | 〇 | |
17 | 基礎金属、加工金属製品 | 〇 | 〇 |
18 | 機械、装置 | 〇 | 〇 |
19 | 電気的及び光学的装置 | 〇 | 〇 |
20 | 造船業 | ||
21 | 航空宇宙産業 | 〇 | |
22 | その他輸送装置 | 〇 | 〇 |
23 | 他の分類に属さない製造業 | 〇 | |
24 | 再生業 | ||
25 | 電力供給 | ||
26 | ガス供給 | 〇 | |
27 | 給水 | ||
28 | 建設 | 〇 | |
29 | 卸売業、小売業、並びに自動車、オートバイ、個人所持品及び家財道具の修理業 | 〇 | |
30 | ホテル、レストラン | 〇 | |
31 | 輸送、倉庫、通信 | 〇 | |
32 | 金融、保険、不動産、賃貸 | 〇 | |
33 | 情報技術 | 〇 | |
34 | エンジニアリング、研究開発 | 〇*2 | |
35 | その他専門的サービス | 〇 | |
36 | 公共行政 | ||
37 | 教育 | 〇 | |
38 | 医療及び社会事業 | 〇 | |
39 | その他社会的・個人的サービス | 〇 |
2023/11/8更新
- *1. ただし、10 食料品の製造業、11 飲料製造業に限る。
- *2. ただし、71.1 建築業務、エンジニアリング業務及び関連する技術コンサルタント業務、71.2 工学上の試験及び分析業務、74.1 専門的な設計業務、74.9 他の分類に属さないその他の専門的、科学的及び技術的業務に限る。
- *3. RvA登録番号:C141
JIAの認定範囲については、拡大可能ですのでご相談ください。
メリット
- ・組織だった方針管理と社内標準化の基盤を確立できます。
- ・作業管理の改善、生産性の向上とともに品質の改善、コスト削減が実現できます。
- ・マーケットが広がります。諸外国、特に欧米での競争力が向上します。
メリット
- ・組織だった方針管理と社内標準化の基盤を確立できます。
- ・作業管理の改善、生産性の向上とともに品質の改善、コスト削減が実現できます。
- ・マーケットが広がります。諸外国、特に欧米での競争力が向上します。
お見積り・申請書
お見積り
見積をご希望の方は「見積依頼書」をダウンロードの上、必要事項を記入し、用紙に記載のFAX番号へお送りください。
申請書
認証取得をご希望の方は「申請書」をダウンロードの上、必要事項を記入し、FAXを送信ください。FAX送信の前に下記お願いをご覧ください。
申請に関するお願い
- 申請書をご郵送いただく前に、あらかじめ認証サービス部へFAX(03-5570-9566)または、最寄りの各支店へFAXでご送付いただければ、記入内容を確認し、折り返しご連絡させていただきます。
- 申請書原本(押印したもの)は、JIA-QAセンター 認証管理部へ郵送をお願いいたします。
弊会センターより「受理通知」をお送りいたします。 - 申請は第1段階審査実施希望日の3ヶ月前までにお申し込みください。
短期間で審査実施を希望される場合は、認証サービス部(03-5570-9561)にご相談ください。
見積依頼書ダウンロード
申請書ダウンロード
申請書はこちら(PDF) 申請書はこちら(Word)
お問い合わせ先
JIA-QAセンター 認証管理部
〒107-0052 東京都港区赤坂1-4-10 JIAビル
TEL:03-5570-9561
FAX:03-5570-9566
jia-qa.9001@jia-page.or.jp
上記お問い合わせでご提供いただいております個人情報は、お問い合わせされた方への連絡及び情報提供、並びにJIA-QAセンターが実施する審査登録サービスを運営するために必要な業務のために利用します。
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- お見積り・申請書