水素関連情報
- 保有設備
- 水素ガス厨房機器の認証
- 水素実験・実証アライアンス
- お問い合わせ先
保有設備
下記の水素関連設備を保有しています。
水素ガスの他、都市ガスやプロパンガスとの水素混合ガスも供給可能です。
JISやガス事業法(PSTG)をはじめとした各種試験の他、設備利用も可能です。
お気軽にご相談ください。
名古屋検査所
- 水素ガス供給仕様
- 供給元圧:0.3MPa
- 調圧範囲:0.01MPa~0.25MPa
- 最大流量:9.5㎥/h (圧力 0.25MPa)
供給可能な試験室
業務用試験室
- 試験室サイズ
- 間口(倉庫側扉):幅2.0m 高さ2.5m
- 検査スペース:幅3m 奥行2m 高さ2m程度
(排気フード下で実施できるサイズ)
電波半無響室(EMC試験室)
※ガス・水・排気設備を完備した国内唯一のEMC試験室です。また、ISO/IEC17025認定試験機関として、
国際的に通用するEMC試験データの発行が可能です。
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有風試験室
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環境試験室
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保有装置
- 1.水素流量測定装置
- 流量測定範囲:5L/min~100L/min(最小単位 0.01L/min)
- 温度:0℃~50℃(最小単位 0.1℃)
- 圧力:0kPa~200kPa(最小単位 0.1kPa)
- 連続測定時間:最大6時間
- 2.水素濃度測定装置
- アナリティクセンス株式会社 水素・ヘリウム用質量分析計 HSense
- 濃度測定範囲:0ppm~50000ppm(Low レンジ)、0vol%~100vol%(High レンジ)
※事前にご希望の測定濃度をご相談下さい。
水素を燃料とする業務用厨房機器の検査・認証を開始します。
JIAは2024年11月18日より、「業務用水素ガス厨房機器検査規程」を制定し、日本で初めて水素ガスを燃料とする業務用厨房機器の検査・認証業務を開始します。
JIA認証は、独自の検査基準に基づいた認証制度です。検査基準はその公平性を確保するため、学識経験者・関係業界・消費者団体等の委員で構成された委員会の審議によって策定されています。これまで燃焼機器の認証については、都市ガスおよびLPガスを対象としており、水素ガスについては純水素型燃料電池の認証実績があります。この度、業務用厨房機器における純水素ガスの利用が進められていることから、新たに業務用水素ガス厨房機器の検査・認証を開始するものです。
また、ガス機器防火性能評定もあわせて取得していただくことで、設備設置における防火上の有効性が確認できたものとして火災予防上安全な離隔距離を表示することができます。
JIAは水素エネルギーの安全・安心な利用およびカーボンニュートラル社会への貢献を目指してまいります。
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・適用範囲
機器に供給される圧力が2.8kPa以下の水素ガスを燃料とするもの
・対象品目
こんろ、オーブン、レンジ、フライヤー、炊飯器、グリドル、酒かん器、おでん鍋、
蒸し器、焼き物器、食器消毒保管庫、煮沸消毒器、湯せん器、めんゆで器、煮炊き釜、
中華レンジ、食器洗浄機
JIA認証についてはこちらをご覧ください。
水素関連設備の設備利用も行っております。あわせてご利用ください。
経済産業省 水素実験・実証アライアンスの参加機関としてJIAが掲載されました。
水素実験・実証アライアンスとは、水素の実験・実証環境を有する関係機関が有機的に連携し、水素保安戦略の中間とりまとめの具体的な行動の一つである「円滑な実験・実証環境の実現」を目指すパートナーシップです。経済産業省のHP上では水素保安の専用の「水素ポータルサイト」が整備されています。
上記のサイトでは水素の実験・実証研究設備を有する試験機関を一覧化し、利用者のユーザーエクスペリエンスの向上に貢献しています。
JIAを含めた参加機関同士が互いに連携しながら、水素安全の確保を証明する科学的データの取得に必要な実証試験等について、利用者への提供を促しています。
JIAは来たる水素社会のために安心・安全を提供するとともに、水素社会の推進の一翼を担っていきたいと考えております。
お問い合わせ先
認証技術部 技術グループ
- TEL:03-5570-5990
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