ガス機器設置スペシャリスト(GSS)
- 概要
- メリット
- 資格取得までの流れ
- 日程・開催地
概要
GSS資格者を「ガス機器設置スペシャリスト」といい、ガス機器の設置工事に必要な高度な知識・技能を有していることを示しています。
GSSは「ガス機器設置技能資格制度」に基づく資格です。この制度は、消費者が安全・便利に、かつ快適な生活を実現できるよう、優れた能力を持つ者が施工に当たることを目指し、優秀な設置・施工者(資格者)を育成するためにガス機器の設置に係る業界団体が創設したものです。
GSS制度は、消費者に対して
1.安心・便利なガス機器の提供
2.適正な設置工事
3.快適に使ってもらうための使用説明
の三つを、ガス機器設置スペシャリストが確実に実行することを基本目的としています。
カリキュラムは「早く、きれいに、安価に」を原則として組まれており、これら基本の他、関係法令、最新技術、環境問題、ガス機器の機能の確認と確実な引き渡し、接客態度、工事記録書の作成・保管、消費者からの要望に関する事例など広範囲をカバーした内容となっています。
(2020年3月末現在 スペシャリスト数約13,500名)
実務経験があればどなたでも受けることができます
資格の範囲
・家庭用常設型ガス機器(瞬間湯沸器、貯湯・貯蔵湯沸、ストーブ、ふろがま、調理機器のうち固定型のもの)の設置・施工
※特定ガス消費機器の屋内への設置・変更の工事は除きます。
・ガス可とう管(都市ガス用)・液化石油ガス燃焼器接続用継手金具付ホース(LPガス)
工事・内容から探す※LPガスの場合、「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」により、金属管、金属フレキシブルホース等の硬質管を用いてガス機器を接続する工事は「液化石油ガス設備士」(国家資格)が行う必要があります。
有効期限
資格の有効期限は3年です。
ガス機器設置技能資格制度のご案内
下記リンクよりご覧いただけます。
外部リンクへ移ります。
資格者保険
GSSになると、資格者個人を賠償主体とする保険がつきます。
本保険は、生産物賠償保険と請負賠償保険で構成されています。
補償金額は、被保険者1名につき保険期間中100万円(自己負担額3万円)を限度としています。
上記は、2024年4月から適用※される新保険制度の内容です。
※ 新保険制度は、2024年4月以降の資格登録・更新のタイミングで順次適用となります。
2024年4月以前から資格をお持ちの方は、現在の資格の有効期間までは従前の保険制度が継続されます。
例えば、2024年度に資格を更新される資格者は、2024年度中(2025年3月末まで)は
従前の保険制度を継続、2025年度4月から補償内容が変更となります。
「ガス機器設置スペシャリストの店」表示
- ・GSS資格者による良質な施工サービスが提供できる店は、「ガス機器設置スペシャリストの店」として、運営委員会に登録することができます。
登録店の店頭には登録店である旨の看板を掲示することができ、消費者にとって店を選ぶときの目印となります。 - ・GSS資格者の居る店は、「ガス機器設置スペシャリストの店」の登録をすることにより表示をすることができます。
- ・登録料は18,500円(3年間)です。
- ・登録をすると次のような特典があります。
- ・店頭に掲示できる看板、登録証が交付されます。
- ・販促チラシ、名刺、車両ステッカー等にGSSのロゴマークが使用できます。
- ・登録店名簿(ディレクトリ)や運営機関のホームページに登録店が記載されることにより、発注者等へのPRになります。
- ・情報誌により最新の情報が得られます。
制度の運営
本制度は、次の団体及び学識経験者により構成される「ガス機器設置技能資格制度運営委員会」が運営しています。
JIAは「ガス機器設置技能資格制度運営委員会」の事務局として、また、一般講習を開催する講習機関としてこの制度に携わっています。
構成団体(順不同)
主婦連合会, 一般社団法人日本ガス協会, 東京都地域婦人団体連盟, 一般社団法人日本コミュニティーガス協会, 一般社団法人日本空調衛生工事業協会, 建築設備家懇談会, 一般社団法人日本ガス石油機器工業会, 全国管工事業協同組合連合会, 一般財団法人日本建築設備・昇降機センター, 一般社団法人全国LPガス協会, 高圧ガス保安協会, 一般社団法人日本設備設計事務所協会, 日本LPガス団体協議会, 一般財団法人日本ガス機器検査協会
講習受講申込みから資格取得までの流れ
資格を取得するには講習を受講する必要があります。
お申し込みを希望される方は、“お申し込み時のご注意”を確認、ご同意のうえ、マイページからお申し込みください。
- 1. “お申し込み時のご注意”を確認、ご同意のうえ、マイページからお申し込み
- 2. 入金期日までに受講料を支払う
- 3. マイページの「お申込中の講習」が”本申込”に変わったことを確認
- 4. マイページで「実施要領(会場、集合時間等)」と「受講票」を確認
- 5. 講習会を受講(当日、画面または印刷物で「受講票」を確認します)
- 6. 資格証交付
日程・開催地
日程・開催地は、以下よりご覧いただけます。 新規取得講習 更新講習
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