登録組織対象【ISO登録組織セミナー】(無料)

2020年はコロナウイルスに支配された特別な年になりました。
春先の緊急事態宣言では多くの企業が突然のリモートワークを経験したのではないでしょうか。
人々の生活は変わり、マスクや消毒用アルコールのように製品の需要にも大きな変化をもたらしました。
製造工場では、生産量の調整や、指示もリモート化するなど、計画変更に苦労したのではないでしょうか。
需要が急減した業態では大量解雇につながり、逆に急増した業態では人手不足や生産ライン確保が間に合わないなど、製品供給が出来ない事態に。
海外サプライヤーからは部品供給が途絶え、技術指導のための海外出張が制限、外国人への技術指導もリモート環境になるなど、かつてない厳しい状況に見舞われたのではないでしょうか。
一方でこの困難な経験が、働き方改革、サプライチェーンの見直し、突然の需要変動への対応、新しいビジネスへの挑戦など、取り組むべき課題や改善すべき問題を明らかにしたのではないでしょうか。
これからのwithコロナ、New Normalといわれる時代への対応として、本年度の登録組織セミナーは「リモートワーク環境」に焦点を当て、品質ではリモート下での日常管理のポイントを、環境ではリモート下での内部監査のポイントをそれぞれ教わります。
感染症対策をしっかり行うことで主要なリアル会場は残しながら、多くの組織に情報を届けるためオンライン学習サイトの利用を試験的に導入していきます。
オンライン視聴については会期終了後(2021年4月中旬以降)のご案内となり、視聴後の質問は出来ません。
講師に相談してみたい、というお客様はリアル会場参加もご検討いただければ幸いです。
 

プログラム

① 品質「日常管理におけるリスク管理のあり方」
 (講師:福丸典芳氏/品質マネジメントシステム規格国内委員会委員・日本品質管理学会フェロー)

新型コロナウイルスの影響で多くの人、企業が、突然リモートワークを経験したと思われる。日常管理における品質管理の基本的な考え方、一つの部門における進め方、組織織的な推進を中心に、事例を用いてリモートワークを含めた特殊な状況下における管理ポイントをお伝えします。
・事務系のリモートワークでのポイントは『マイルストーンの設定とレビュー』である。「企画書の作成」を例に管理ポイントを解説。
・製造現場では突然の生産量の増減が発生すると、設計時あるいは計画時とは異なる環境の作業が増え、人為的ミスが出やすい状況に陥りやすくなるため、日常管理ポイント『変化点管理と変更点管理、そして異常管理等のリスク管理』を解説。

② 
環境 「リモート環境でも効果的に内部監査を行うためのポイント」(仮題)
(講師:寺田和正氏/ISO/TC301国内審議委員会WG委員、日本適合性認定協会WGメンバー、 IRCA認定 ISO 14001 審査員コース・ISO 45001審査員コース講師、ISO 14001, ISO 45001 IRCA承認審査員研修講師。)


コロナ感染リスクを低減するためテレワークを実施したり、複数サイトを持つ組織では県をまたぐ出張控えなどを実践したりしているのではないでしょうか。
このような場合の内部監査の実施には苦労が多いのでは無いでしょうか。

リモート監査のポイントは『チェックリストの作り込み』と『事前の準備』です。
特にISO14001では現場をみてはじめて分かることも多いことから、現場の情報をどのような形でいかに事前に入手するはポイントで、十分に計画する必要があります。
リモート環境での実際の監査を想定した内容で、リモート監査のポイントをお伝えします。

受講料 : 無料

日程・会場:

開催日 開催地 定員 会場 アクセス
2021年2月24日 東京 12名 JIA東京事業所 JR赤羽駅からバス又は都営三田線志村坂上駅から徒歩
2021年3月9日 名古屋 24名 JIA名古屋事業所 名鉄小牧駅又は岩倉駅からタクシー(自家用車可・駐車場あり)
2021年3月10日 大阪 12名 JIA大阪事業所 阪急神戸線神崎川駅から徒歩
2021年4月2日 横浜 50名 産業貿易センター みなとみらい線日本大通駅又はJR関内駅から徒歩

各会場共に定員に達したところで申込を締め切ります。
時間は、12時半から受付、13時セミナー開始、16時半終了で予定しています。

 

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