先輩インタビュー

  • ガス機器の国際規格作りに貢献しています

    入社10年以上/理系/認証技術部

現在の仕事内容

私は現在、国際グループに所属しており、様々な国際関係業務を担当しています。その中には、国際規格を開発する国際標準化活動があります。2014年から家庭用ガス調理機器の国際規格開発が始まっており、この規格開発に対応するため、関連業界の方々と協力し、日本の意見を集約するとともに、国際会議への出席を通じて、日本の意見の主張や国際交渉等を行っています。国際標準化活動は、「標準化官民戦略」として国としての戦略に位置付けられています。また、工業(産業)標準化法の法目的に国際標準化の推進が明記されることになるなど、ますます重要になっています。

今まで仕事をやってきた中で、特に印象に残っていること

現在エネファームという名前で、家庭用燃料電池の普及が拡大しています。家庭用燃料電池は新しい製品のため、技術開発や標準化に関する国家プロジェクトが2000年から2010年まで実施され、私はそのメンバーとして技術基準や試験方法の検討を行っていました。2005年には世界初の商用家庭用燃料電池が首相官邸に納入されましたが、その燃料電池の検査に携わりました。このプロジェクトでは、業務や検査の面で苦労したことも多かったのですが、実験段階の製品が改善を繰り返すたびに良い製品になっていき、一般向けに販売されるプロセスを見ることができたのは貴重な体験でした。

この会社に決めた理由

何か起きてからする仕事ではなく、事故などを「予防」する仕事であったことです。ガス機器の事故は、命にかかわる恐れがあるため、未然に防ぐことが非常に重要になります。JIAが検査・認証という第三者機関としての業務を通じて、事故の予防に貢献するところに魅力を感じました。また、説明会に出席した際に、担当してくれた方が丁寧で良い印象を持ったことも、決め手の一つです。

当面の目標

日本は製品開発において優秀な能力を持っていながら、国際規格開発やデファクトスタンダード形成の中で大きく立ち遅れ、国際競争において敗者となっている分野があります(携帯電話等)。幸いにもガス機器の国際標準化は始まったばかりのため、日本の立場を主張し、国際規格へ日本の意見を反映させるチャンスがあります。しかしながら、国際会議における海外の代表者との交渉は熾烈を極めるため、英語力、コミュニケーション能力、交渉力、技術や規格に関する知識等、様々な知識や能力が必要になります。これらの知識を身につけ、経験を積んでいくことによって、日本にとって有益な国際規格の開発に貢献することが目標です。

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