概要
IATF 16949は、自動車産業規格としてグローバルスタンダードとなっている国際規格です。これは、世界の多くの自動車メーカー及び米、英、独、仏、伊の5自動車関連団体が中心となってIATF(International Automotive Task Force)を構成し作ったもので、自動車部品メーカーの品質に対する思いが強く反映されています。 自動車部品メーカーが自社製品を自動車メーカーへ納品する際に、IATF 16949の取得が条件とされる場合があり、審査登録の要望が急伸しております。
規格の概要

認証取得までの流れ

1
申請書作成と提出
適用製品の範囲、組織、顧客の特定をして下さい。 製品設計責任の有無を明確にして下さい。

2
審査機関の契約
既にISO 9001認証を取得している場合、ステージ2審査工数削減が可能です。
※予備審査はオプションで、1回のみ実施できます。

3
ステージ1審査
生産事業所を訪問し、ステージ2審査が実施可能かどうか準備状況を確認します。
準備不足と判定した場合、再度ステージ1審査を実施します。

4
ステージ2審査
登録審査として、全サイトを訪問審査します。プロセスアプローチの審査を実施します。
準備不足と判定した場合、申請に戻ります。

5
是正処置

6
報告書・判定委員会
すべての不適合が是正され、判定委員会において承認されると、認証を決定します。

7
IATF登録申請

8
登録書発行
IATFの登録番号を表示した登録証を発行します。
対象組織
車両に機械的に組み込まれる生産部品、サービス部品、及び/又はアクセサリー部品を製造し、自動車産業顧客に供給する製造事業所が認証を取得できます。 詳細は下記へお問い合わせ下さい。
お問い合わせ先
JIA-QAセンター 営業統括グループ
〒107-0052 東京都港区赤坂一丁目4番10号 JIAビル
TEL:03-5570-9561
FAX:03-5570-9566
jia-qa.ts16949@jia-page.or.jp
メリット

世界標準の自動車産業品質マネジメントシステムが構築できる。

自動車産業に適した高度な品質マネジメントシステムが構築できる。

品質マネジメントシステムの有効性が重視されるため、製品の品質向上や企業体質向上に直結したマネジメントシステムが構築できる。

徹底したプロセスアプローチが追求されるため、業務フローの停滞箇所や非効果的な業務の発見と改善ができる。